アナログで描く際の模写の精度とか資料の積極的利用について
2017-02-7から絵を描き始めて ~271日目
最近諸事情により練習量が減っていました。諸事情といっても捻出できる時間は沢山あったので基本自分の怠惰に寄る割合が大きいです。
休み中は一日絵に費やす気持ちで練習します。
昨日あたりからまた自由に描いてますが模写も平行しています。いまはデジタルで模写しているのですが、ふと自分のやっていた模写は精度低いなーと感じました。
勿論練習当初よりは、そりゃもう抜群に、程度こそ低いが何を書き写しているのか分かる程度には上達した訳です。ですがペンタブ使って模写していると「シクったなー」という気持ちが沸々湧いて来た。
というのも、基本自分がしていた模写の仕方は、
PCのディスプレイ画面を見ながら、手元の紙へ模写していた訳です。
ですけど、これって難易度高いよなとふと思いました。というのも、手元のアナログ資料を見ながら手元の紙に描き写す場合は、こう、
単純に縦幅の比較が容易なので間違いに気付きやすい。
デジタル環境でも基本的には同じなので、同様に比較はし易い。
対し自分のやっていた事はディスプレイを見ながら紙へ模写していたので、
(美少女!漢字間違えてる!小学生に顔負けだ!)
目先と目元で縮尺や比率が比較し辛いので間違いに気付きにくい。
これは手元の紙をPC画面上に貼り付けたり、横に置いて比較すれば解消される問題だけど単純に手の移動量が多くなるので面倒だし、そもそもその問題に自分は気が付いていなかったので比較はしなかった。ただそれらしい形を取れれば満足だった。
その認識が可笑しいかな?と疑問を持ったのはアニメ私塾の格子描きを勧めていて実際に取り組んだ際に違和感を覚えたからだ。
動画を見てその存在を知ってはいたし、ネガスペースを意識して描くという意図も理解していたつもりだった。脳の右側で描けを読んでいたので重々承知していたはずだった。けれど、実際には取り組んでいなかった。
意識の上ではネガスペースを意識していたのでそれなりの整合性が取れてたがそれなりでしかなかった。
格子描きほどきちんとしなくても単純に横に置いて描くことで比較が物凄いし易い。し易いってのは簡単で手軽でチープな練習という意味ではなくて、意識する癖が付く・・・気がする。分からないけれども。
分からないけども、今までは認識が足らなかった気がする。
知ってることと理解することは違うんだよな・・・知ってたけども。。うむむよく考えなければ。
あとはー、盗作だトレスだ資料を見るのは云々~談義をする気はないし、特段したくもない。ただ、自分は資料を見るべきだと思っている人間だった。はずだった。
しかし昨日オリジナルを描くぞーと意気込んだ際に資料の消極的利用はしたけれど、積極的利用は忌避しているんじゃないか?と疑問と思った。てのも参考写真は見るけど、大体のポーズを把握するだけに止めたり、分からない手の形は写真取ってみるけどトレスはしなかったり、知らない髪型の外形は検索するけど細かい部分は想像で描いたり。
むむ?あれ、可笑しいぞ?となった。
恐らく理想の自分は資料なくても、もしくは少々資料を見るだけで描ける存在なのでそれと同化したいというか、かくあるべき理想像を無意識に追った結果中途半端な事をしているのかなと。
よく考えて、試行錯誤をして、内省もして、色々と学ばなければ。
実際取り組まないと認知は広がらないんだ。百聞は一見にしかずだ。
とにかく手を付けるんだ自分よ。
そんな、愚痴でした。
今日も一日頑張るぞい。皆もがんばろーね!